雨の多い紀南地域で見られる植物なので、乾燥する紀北では育てにくい植物です。
げんきの森でもなんとか野外で育てられないかと、チャレンジしているのですが、あまり大きくは育ちません。
それでも、今年は何とか二輪の花を咲かせてくれました。
花は直径2センチほどの濃い黄色。内部に赤茶色の独特も模様があります。
げんきの森にも見られるヤマジノホトトキスと同じ仲間ですが、こちらは上向きに花を咲かせるのに対し、キイジョウロウホトトギスはしだれた茎からうつむいた花を咲かせます。
花はそれほど長持ちしないかもしれないので、お早めに見に来てください。