
キイジョウロウホトトギス
茎が立ち上がって咲くのが一般的なホトトギスの仲間ですが、この花はがけ地から茎が垂れ下がるように伸びて、そこに豪華な黄色の花を咲かせます。身分の高い女性の雰囲気を漂わせているということで上臈ホトトギスの名前が付けられました。キイは紀伊半島に自生するという意味です。
本来の自生地は湿度の高い紀伊半島南部。夏乾燥するげんきの森に植えてみましたが、やはりうまく育ちません。それでも、今年も何とか数輪の花を咲かせてくれました。
開花した花は5日ほど咲いています。開花期間の長い植物ですからしばらく楽しめそうです。