ナナミノキ
今年は記憶にないくらいナナミノキがたくさんの赤い実を付けています。
ナナミノキは庭木でおなじみのクロガネモチと同じモチノキ科の樹木で、雌の株にはたくさんの実を付けるのでこの名が付いたそうです。ナナミノキの「七実」は実が七個という意味ではなく、たくさんという意味だそうで、相模湾に面した七里ガ浜が七里あるからではなく長いので付けられたのと同じようなニュアンスでしょうか。
ほとんど実を付けない年もありますが今年は盛大に実を付けています。これほど豊凶の激しい樹種はあまり見あたりません。何か意味があるのでしょうか。ブナの豊凶の理由がいろいろ探られているようにナナミノキの豊凶にも理由があるのかもしれませんね。
バリアフリートレイル沿いにある背の高い二本のナナミノキは特に美しく赤い実で飾られているのでぜひご覧ください。