ナンバンキセル
今年も園内のビニールハウスに置いているススキの鉢植えにナンバンギセルが咲き始めました。
この花は稲やススキ、サトウキビなどのイネ科の植物に寄生して成長する植物で、生石高原のススキ原では所々で見られます。
鉢植えのこのススキはどこから頂いてきたのか定かではありませんが、株ごと掘り取ってきて鉢植えにしてみたらちゃんと毎年花を咲かせたそうです。
少しススキを株分けして、園内に地植えしてみたのですが、今のところ、そこからは出てきていません。 ススキの根に寄生してススキを弱らせるので、ススキの繁茂を防ぐ防除草としての可能性も期待されているようですが、実用化はしていません。
ナンバンギセルは来月半ばまで次々花を咲かせてくれるはずです。