自然薯の実
とろろ汁でおなじみの自然薯ですが、植物名はヤマノイモと言います。
全国で見られ、げんきの森でもあちこちでツルを伸ばしています。
写真は自然薯の実。エノキの枝に絡みついた細いツルに茶色い3枚の薄板のようなものが無数に連なっていますがこれが自然薯の実です。雄と雌の株があるので、実のなっているこの株は雌株です。
この薄板のような部分を二つに剥がすと中に周りを薄い羽根が覆った2個の種が入っています。晴れた冬の日、この薄板が二つに剥がれて、中から種子が飛び出し、風に乗って広がっていきます。
ちなみに、秋にツルに付くむかごは実ではありません。
写真の実は管理棟裏で観察することができます。