
アメリカネナシカズラ
黄色の細いツルがメドハギの茎に絡みついています。よく見ると、ツルから出た短い突起がメドハギの茎に突き刺さるように伸びています。これは自分で光合成をせず、絡みついた他の植物から養分や水分を奪い取る寄生植物のひとつアメリカネナシカズラです。
北アメリカ原産で戦後日本各地で見られるようになったようです。
花が咲いてタネを作ります。春、タネが発芽するときには細い根があるようですが、周りの植物に寄生して養分を吸い取り始めると根は消えてしまいます。葉は元々ありません。ひたすらツルを伸ばして他の植物から養分を奪い取りながら伸びていきます。
げんきの森ではメドハギやヨモギによくからみついています。
森広場で探してみてください。