
ヤブカンゾウ
暑い夏に似合うオレンジの花、ヤブカンゾウです。漢字で書くと甘草と書き春の新芽は甘みがあり人気の山菜です。
有史以前に中国から日本に入ってきたと考えられている植物で、梅雨明けの頃、細長い茎を伸ばしその先にいくつものユリの花に似たオレンジの八重の花を咲かせます。
花は一日で萎れてしまうのでワスレグサの別名もありますが、この花も食用になります。
三倍体といって、種ができないタイプの植物なので地下茎で増えていきます。食用になったり花が美しかったりするので人の手を介して全国に広がったのでしょう。
駐車場脇で咲いています。