クサギの花

夏色の青空の下で咲くクサギは夏の花。暑いさなかでもアゲハの仲間やいろいろなカミキリムシたちが集まってにぎやかです。

葉に独特の臭いがあり、これを臭みと感じる人が多いのでクサギの名前が付きました。春の若葉は食用になり、その臭いにもかかわらず県中部では人気の山菜です。鹿児島県や高知県でも食べるという話があるので黒潮の流れに乗ってクサギを食べる文化は広がったのかもしれません。

げんきの森倶楽部に鹿児島県出身のメンバーが一人いて、この方はクサギの香りが大好きだそうです。ちなみに、私もそれほど嫌な臭いとは感じません。いろいろな人に聞いてみると子の臭いを嫌とは感じない児とガ3割程度はいるような気がします。

今年も暑い夏ですが、クサギの花は青空の下で力強く咲いています。