シカ発見
今年5月からげんきの森の3か所に動物撮影用のカメラを仕掛けていました。
先日、撮影データを確認していると、茂みの向こうに何やら見慣れぬ動物が。
どうやらニホンジカのようです。紀ノ川から北にはニホンジカは分布していませんでしたが、10年ほど前に橋本市付近で紀ノ川を渡ったのではないかとの情報があり、それ以降、和泉山地北斜面を中心に、目撃例や捕獲例が出ていました。昨年はかつらぎ町でも捕獲されました。
げんきの森でもニホンジカらしい足跡が1度、木の枝を食べたニホンジカらしい食痕が所々で確認されていたので、いるのかなとは思っていましたが、こうして写真で確認されたのは初めてです。
森に新しい仲間が増えることはうれしいのですが、ニホンジカはほとんどの植物をエサにできるのであまり増えると森を壊されてしまいかねません。
ほどほどの密度で暮らしてくれることを祈るばかりです。