落葉樹の冬の枝を通して明るい日差しが地面を温め始めた2月初め、コナㇻの森ではコウヤボウキの枝先の綿毛が風に揺れていました。
 漢字で書くと「高野箒」。宗教上の理由で竹の栽培を禁じていた高野山で箒の材料として使われていたためこの名前がついたようです。でも、茎の長さは40㎝程なので座敷箒として使われたのでしょう。
 庭帚には香りのいいクロモジを使ったと聞きました。
 キク科の植物なのでタンポポと同じように綿毛を持ったタネをつけます。森にあるコウヤボウキの半分以上はすでに種を飛ばせていますが、歩道の上のこの株にはまだたくさんの綿毛がついたままでした。
 春に備えてすべての種を飛ばしてしまう前に、小さな綿毛を探してみてください。





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