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春の山菜として人気のイタドリですが、冬の姿をご存知の方は少ないのではないでしょうか。 写真はイタドリの実。薄い膜上の羽を持ち、中央の色の濃い部分に種子が入っています。熟すと軸から離れやすくなり、少しの風が吹いても羽に風を受けて舞い上がります。 いい風を受けるとかなり遠くまで飛ぶことができ、これにより生育範囲を広げるのです。 雄株と雌株があり、写真は実が付いている雌株。地下茎で増える能力もあるので、実がなる株は何株か集まっています。 根から他の植物の成長を邪魔する物質を出すので、ヨーロッパでは在来の植物を駆逐する有害植物として有名になっています。日本では周りの植物にも耐性があるのでけっこういろいろな植物と一緒に茂っています。 これからの木枯らしに乗せて種を飛ばしてしまう前にぜひご覧ください。 バリアフリートレイル入り口付近で見られます。 |
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