![]() |
![]() |
---|
車いすで森を散策できるバリアフリートレイルの途中に緑がかった淡い茶色の小さな羽が散らばっていました。 何かなと周りを見渡してみると、目の前に一本のイロハモミジが立っていました。散らばっているのはどうやらこのモミジの種にくっ付いている羽のようです。 モミジの仲間の種にはプロペラのような羽が付いていて、種が落ちるときにこの羽がヘリコプターのように回転しながら遠くまで飛んでいくのです。 タネはたっぷり脂肪分を貯めているので、腹ペコの森の小鳥たちがついばんだのでしょう。その時、いらない羽を捨てるのでこのようにあまり見られない風景が里山に出現しました。 見慣れたげんきの森ですが、森を歩くと日々目新しい発見があります。 |
![]() |
Copyright(c) 1999-03End Negoroyama-Genkinomori. All rights reserved. |