長さ10㎝を超える日本最大のナメクジで、キノコが大好きなヤマナメクジ。森をすみかにしており、げんきの森にもたくさん住んでいます。
 ナメクジは雌雄同体で、2匹のナメクジが出会うと、お互いに精子交換を行い2匹とも受精し卵を産むことができます。行動範囲が狭く、めったに仲間に出会えないナメクジが、できるだけ効率的に子孫を残すため身につけた特性だと考えられています。
 管理棟の裏山で、ある倶楽部員がヤマナメクジの交尾シーンを目撃しました。2匹が輪を作り、その中に淡いブルーの生殖器をお互い出し合い精子の交換をしていました。あまり目にすることのないシーンです。 この後2匹はそれぞれ産卵し、子孫を残します。
 目立ちはしませんが、彼らもげんきの森の大切な仲間。いつまでもこの森で生き続けていってほしいと願います。






Copyright(c) 1999-03End Negoroyama-Genkinomori. All rights reserved.