早春、げんきの森のあちこちでかわいい黄色の花をつけていたヘビイチゴが真っ赤な実を熟す季節になりました。
 クサイチゴやナガバモミジイチゴなど食用にする野イチゴ類は、最初緑で、熟すにつれて赤や黄色に色づきますが、ヘビイチゴは花が終わって閉じたがくの間から実が顔を出し始めたその時から真っ赤です。赤い色のまま大きくなっていきます。
 ヘビの名が冠されてあまり気持ちのよい名前ではありませんが、別に毒があるわけではありません。ためしに、口に入れてみると甘みも酸味も苦みもなく、特に味がしません。
 野イチゴが大好きな子どもたちから「食べられるの?」と聞かれ、「毒はないよ」と答えると、好奇心旺盛な彼らは我先にと口に入れ始めます。
 もちろん、反応は「美味しくな~い」。でも、「食べられる~」。まずくもないのです。
 これだけはびこるのですから、野生動物はこれを食べてあちこちにタネを広げているのでしょう。





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