冬の寒さに覆われた土曜日。いつもならげんきの森は、コナラの遅い紅葉の秋景色に包まれている時期です。 ところが、今年はコナラが紅葉しません。いつもなら赤っぽい黄色になるはずのコナラの葉が今年は紅葉せずにいきなり茶色になって散っているのです。
 これは、9月始めにあった台風21号の強風で傷ついたコナラの葉が、その傷から入る悪い菌に抵抗するため、葉の中に悪い菌に抵抗する働きをするリグニンという物質をため込んだためです。
 痛んだ葉は素直に紅葉できず、リグニンの茶色だけが目立ってきてしまっています。
 樹木は落葉の前に葉に蓄えた栄養分を幹に回収するのですが、今年はその作業もままならない状況だったと考えられます。
 幹に十分な栄養を蓄えられずに春を迎える樹木たちは来年の春をどのように迎えるのでしょう。
 穏やかな春がくるのを祈りたいものです。
 





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