げんきの森でめったに目にしないヘビを見つけました。
 毒ヘビ~という叫び声に走っていくと、40cmほどの細長いヘビが火ばさみで挟まれてもがいています。尻尾をビリビリ震わせて、これはマムシの擬態でしょうか。
 でも、毒は持っていません。白と黒のまだら模様なので「シロマダラ」の名が付いています。夜行性なので、普通の人は滅多に目にすることはありません。僕も見たのは三度目。なかなか目にすることのできない幻のヘビなのです。
 そっと手に取ってみると、けっこう興奮しているのか僕の指や手の甲に噛みついてきます。でも、牙が短いので皮膚を噛み破ることはできませんでした。
 トカゲや小さなヘビなどハ虫類をエサにしているそうです。
 僕の手の中のヘビが珍しいかたくさんのちびっ子が集まってきて恐る恐るなでたりして、初めてのヘビの感触を楽しんでいました。
 やがて落ち着いたシロマダラは静かになり、小学校一年生の女の子の小さな手から森に帰って行きました。

 





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