昨年のドングリは豊作で、げんきの森でも秋にはたくさんのコナラのドングリが地面に落ちました。
 ドングリはアカネズミなど里山のネズミ類の大切なエサとして集められるのですが、歩道の落ち葉をそっとはがしてみると、ネズミに食べられずに残ったドングリが落ち葉の下で根を伸ばしていました。コナラのドングリは冬の間に根を出すのです。
 写真右の二つに割れたドングリは赤い色に、写真左の割れていないドングリは緑 に色づいています。二つとも茶色の殻は外れています。ドングリは殻を外すとクリーム色なのですが、どうしてこんな色がついているのでしょう。
 実は、赤いドングリは落ち葉がかぶさらず太陽に当たっていたどんぐりで、太陽の紫外線の害を弱めるために赤い色素を貯め込んでいるのです。緑の方は落ち葉の下で太陽光を受けていなかったので葉緑素を持った緑色です。これも、このまま太陽の光に晒されると葉緑素は壊れて数日で赤く染まってくるでしょう。
 春になると二つに割れたドングリの間から芽が伸びてきて葉が開きます。こう寒い日が続くと、そんな暖かな春が待ち遠しいですね。

 





Copyright(c) 1999-03End Negoroyama-Genkinomori. All rights reserved.