茶道具の抹茶を入れる容器をナツメといいます。やや中太りの円筒です。漢字で書くと棗。これはナツメという樹木の実の形を模したものですが、ナツメの木を使って茶入れを作ったりしたようです。
 中国原産の樹木ですが、日本に入ってきたのは奈良時代よりも古いと考えられています。古墳時代から日本は朝鮮半島と行き来していたので、そんな船に乗せられて日本に持ち込まれたのでしょう。かつては田舎の民家周辺ではあちこちにナツメの木が植えられていました。
 実は熟すとほのかに甘くリンゴのような食感があります。乾燥した実は韓国料理などにも使われます。生薬として強壮や鎮静作用があるとされています。
 げんきの森では管理棟の右の植え込み(私たちが密かに薬草園と呼んでいる場所です)に植えられています。
 今は花の季節ですが、実は8月に食べられます。お楽しみに。

 





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