卯の花と聞いて五月晴れに似合う真っ白な花を思い浮かべる方は中年以上の方でしょうか。
  私が小学生の頃は唱歌に「卯の花の匂う垣根に♪」の歌詞でおなじみの「夏は来ぬ」が今の季節の歌として紹介されていました。
  この卯の花とはウツギという樹木の花のことです。ウツギは背の低い灌木で5月中頃から真っ白の花を咲かせて里山を彩ります。日当たりの好きな花なので、真っ白の花が光って写真に撮りにくい花だと私は感じています。幹の中心が空洞なのでうつろな木からウツギの名前がつきました。
  幹は固く、江戸時代までは木釘に利用されていたとか。そのため、農家では家の周りでウツギを育てて現金収入の足しにしていたので、夏は来ぬの歌詞のような風景が昔はどこででも見られたのでしょう。
  管理車道沿いを歩くとあちこちに真っ白な卯木の花を楽しんで頂けます。

 





Copyright(c) 1999-03End Negoroyama-Genkinomori. All rights reserved.