先月、このコーナーでイロハモミジの花についてご紹介しましたが、あの株に雌花も咲いていたようでいくつかのタネができはじめていました。
  長さ2cm弱の真っ赤なプロペラ状のタネです。
  実るのは秋なので、今はまだ成長の時期。まず、大きくなってサイズだけ一人前になり、その後中身が充実してきて一人前になるようです。
  僕がこのタネを見て気になったのが真っ赤なその色。よく観察すると、陽当たりの悪い陰の部分についたタネは緑でした。赤く色づくのは日当たりのいい場所に ついたタネだけです。
  植物にとって太陽の光は成長するためになくてはなかないものですが、それが強すぎると組織に悪い影響を与えるのでそれを弱めるためにアントシアニンという 赤い色素を合成するのです。ですから日差しが強い場所では赤く染まるのです。
  新緑に目立つ赤いモミジのタネを観察してみてください。

 





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