新緑の里山に紅色の小さな花が咲いていました。まだ若いイロハモミジです。
  8本の細い雄しべが見えますが、雌しべはないのでこれは実を結ばない雄花です。   若い樹木は体力が必要なタネ作りはせずに自身の成長にエネルギーを注ぎます。
タネをつけるのは十分に成長した体力のある樹木か枯れかけの弱った個体です。
枯れかけの樹木は自身の成長をあきらめ、明日の命を托すようにたくさんのタネをつけます。
  今、花を咲かせているイロハモミジは15年ほど前に植樹した木で、まだ若くタネをつけるほどの体力はついていないのでしょう。でも、元気に成長を続けています。
イロハモミジの花粉は風が運びます。この若い樹木の花粉が風に乗って、どこか遠くで実を結ぶといいのにな。

 





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