細い枝に行儀良くぶら下がった壺型の白い花。和歌山では「びしゃこ」と呼ぶ方が通りがいいヒサカキの花です。大きさは5mm程しかありません。
  写真の花は口がすぼまった壺状ですが、釣り鐘状や開いた花のような形など、株によっていろいろなタイプの花が咲きます。おまけに、雄しべだけの花や雌しべだけの花、雄しべと雌しべの両方を持っている花などその機能も多様です。また、雄しべだけの花は大きく、雌しべを持った花はやや小さいようです。
  花の色は白っぽいクリーム色ですが、時には淡い緑色や紅色の花も見かけます。独特の香りを放ち、和歌山の山裾に移住してきた人が、この花の香りが漂ってきた時に「どこかでガス漏れしてる」と言ったそうです。そういえば、プロパンガスの臭いに似てなくもないですが、私は好きな香りです。
  げんきの森を歩くとそろそろヒサカキの香りが漂い始めています。いい季節です。

 





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