日本の里山で最も危険な生物といわれるオオスズメバチの女王がクヌギの樹皮を かじり始めました。 巣作りの材料にこの樹皮をかじって持って帰るのです。 働き蜂が育ってくる来月後半まで女王蜂は一人で巣作りと子育てに飛び回ります。 オオスズメバチが危険といっても、この季節に見られるのは自分の安全を第一に 考えて行動する女王蜂なのでそれほど攻撃的ではありません。
 近寄って観察してみると、しきりにクヌギの固い樹皮をかじっています。
 クヌギ はシロスジカミキリの幼虫が幹の中を喰い進むことによって樹液が出始めますが、 そこをスズメバチなどが樹皮を食いちぎることで樹液のにじみ出る部分が拡大し ていきます。
 この写真のクヌギは昨年まで樹液を出していなかった木ですが、今年から樹液を 出し始めたようです。来月後半にはカナブンやクワガタなど多くの昆虫の食卓と してにぎわいそうです。
 でも、遊歩道沿いにある木なので、このままでは入園者 の方が大きな蜂にびっくりしそうです。迂回路を設けるなど、何か対策を講じる 必要がありそうな悩ましい状況です。  


 





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