里山ではヤマザクラの花のピークも越え、そろそろモチツツジが鮮やかに森を彩り始めました。 冬の眠りから目覚めた落葉樹たちは思い思いの姿で新緑を展葉し始めています。

今回取り上げたのはそうした新緑の中でもひときわ鮮やかな緑のカキノキです。げんきの森への進入道路沿いで右手の眺望がちょうど開ける場所に立っているカキノキは新緑が心なしか赤味を帯びているようにも見えます。できたての幼い細胞にとって強烈な紫外線を含む太陽光線は刺激が強すぎます。赤い色素は太陽光線の刺激を和らげる働きを持っていて、新緑の幼い細胞を守っているのです。
他にも細かい毛をたくさん生やしたり、赤い燐片を葉の表面にくっつけたりと、植物たちは様々な工夫をしながら太陽光線の刺激と戦っています。

春の里山を歩きながらそんな植物たちの工夫を観察するのも楽しいものです。









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