台風崩れの低気圧の中、げんきの森を歩いているとアスファルトの上に奇妙な塊が散らばっていました。 その内のいくつかを集めたのがこの写真。
このごつごつした塊は直径数センチの淡い緑色。所々に茶色のシミが入っています。 木の実のようですがこんな形の不揃いな木の実はありません。

 実はこれは虫こぶの一種。 マタタビの花にマタタビミタマバエという小さなハエの仲間が卵を産み、幼虫がこのいびつな塊の中で育っているのです。
マタタビには雄しべだけの雄花、雌しべだけの雌花、雄しべと雌しべを持つ両性花があり、実が生るのは雌花と両性花。従来、虫こぶは実が変形したもの考えられていましたが、実ではなく雄花や両生花の子房が膨らんでできた塊でした。

 焼酎漬けにすると元気になるお酒ができるといわれ、人気の虫こぶです。

 そろそろ収穫時期のマタタビの虫こぶをげんきの森でさがしてみませんか。






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