兄が弟を斬り殺した時の血しぶきが葉に飛んだため、葉には赤褐色の点が散らばっているところからこの名が付きました。

 オトギリソウと読みます。

 オトギリソウは薬草になります。 葉から絞った汁を傷口に付けると止血に効果がありますし、乾燥した葉をお風呂に入れるとリュウマチや痛風の痛みを和らげてくれるそうです。
焼酎に漬けた薬酒は消化器系を強くしたり体調を整える万能薬として広く使われました。 葉に含まれるヒベリシンという物質は紫外線の反応を異常に促進し、体内に入れると太陽に当たって皮膚炎や脱毛の症状が起きる可能性があるので、髪の毛の薄い人も薄くない人も要注意です。

 さて、くだんの弟はどうしてお兄さんに斬り殺されたのでしょう。 平安の終わり頃、腕のいい鷹匠のお兄さんがおり、傷ついた鷹を秘薬で治療していたそうです。 弟はその秘薬を他人に漏らしてしまっため、斬り殺されたというのです。

 オトギリソウはげんきの森の「わんぱくの森」に入る遊歩道入り口に立派な株が花を咲かせています。






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