切ない瞳でこちらを見つめている動物はアライグマ。

げんきの森への進入道路「林道土仏線」を走っていると、道ばたでのそのそ動く物がいます。車を停めて確認するとどうやらアライグマのようです。
でも、病気なのか動きが緩慢で、急な法面を這い上れずにうずくまっていました。

 車から降りてカメラのレンズを向けると、頭の上の枝を両腕でつかんでじっとこちらを見つめて動きません。レンズを通して見る目はどこか切なげです。

 ペットとして飼育されていたアライグマを捨てる人が後を絶たないのか野生化したアライグマは増える一方。
こうした写真を見るとかわいくて罪がないようですが、日本産のカエルやヘビを食べて日本の生態系そのものが変わりかねません。
こうしたアライグマは今や駆除の対象。
じっとこちらを見つめる切ない瞳は日本の里山で北アメリカにある遠いふるさとを思う瞳のようでした。

                   げんきの森倶楽部 岡田和久 




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