バリアフリートレイルを歩いていると写真のような木の実がたわわに実っていました。 触ると実の表面はしっとりと濡れています。なめてみると少し酸味のあるしょっぱい味がします。

 ヌルデの実です。 ヌルデはウルシの仲間ですが、かぶれの毒は少なくこの木でかぶれる人は稀です。 もちろん、実を舐めてかぶれる人はいないでしょう。
この塩辛い実は、日干しにして乾燥させると塩麩子(えんふし)と呼ばれる漢方薬になり、下痢、たん、咳などに効くそうです。
塩辛い味の成分は酸性リンゴ酸カルシウムという物質。 塩のようにナトリウムは含まれておらず、塩分摂取を制限されている方には貴重な塩味となります。 塩が不足した昔や戦争時代には塩の代用として使われたそうです。 スープの塩分として利用すると、なかなか深みのある味が出るとのことなので、興味のある方はお試し下さい。

 ヌルデの実は冬になると乾燥し、表面が塩味のする成分で白く覆われます。
野鳥たちも好んで食べますが、やはり塩分を求めているのでしょうか。

 興味のある方はこの里山の塩の木をぜひお試し下さい。




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