写真の丸い意味はナツハゼ。直径5mmほどで、今はまだ緑の小さな実です。
この実は食用になり、口に入れると強烈な酸っぱさ。でも、夏の暑い山道を歩いていて、乾いた口にこの実を放り込むと口の中に唾液がジュワーっとわき出してきて、喉の渇きも一気に回復します。山歩きの回復薬なのです。
もう、2週間もすると、この実は赤黒く熟します。
ブルーベリーの仲間で、熟した実はアントシアンとポロフェノールをたっぷり含み、その量はブルーベリーの3〜6倍という報告もあります。そのため、これを栽培する農家もあるようです。
僕はもっぱら果実酒にしています。赤黒く熟した実をホワイトリカーに漬けるときれいな葡萄酒色の果実酒ができます。
もちろん、体にいい成分がたっぷり。
げんきの森に訪れた際には、ぜひナツハゼの酸っぱい実を味わってみて下さい。
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