お盆を過ぎて、まだまだ残暑厳しい里山。でも、夕方になるとヒグラシの涼しげな鳴き声がコナラの森に響いてきます。

 月に1回の自動シャッターで野生動物を撮影するカメラのフィルム取り替えが、この日は夕暮れと競争するような時間帯になってしまったのですが、フィルムの取り替えが終わってヒグラシの声にせかされるような帰り道で、涼しげな白い花がぼんやり夕闇に沈んでいるのを見つけました。

 フユイチゴです。

 イチゴといえば春のイメージで、げんきの森でもクサイチゴをはじめとした5種類のイチゴたちは5月から6月に熟すのですが、フユイチゴだけは変わり者で初冬の11月に真っ赤に熟します。

 この季節に咲く花に気付く人は少なく、実の熟す時期に合わせて名付けられたようです。

 暑い夏の里山にひっそり咲くフユイチゴの花を探しにげんきの森にお越し下さい。




Copyright(c) 1999-03End Negoroyama-Genkinomori. All rights reserved.