よく晴れた土曜日、木の植え替えのために土を掘っているとぽっかりちいさな穴が開きました。

 少しずつ穴を広げてみると中に何やら動くものが見つかりました。

 セミの幼虫です。 大きさからするとアブラゼミかミンミンゼミでしょうか。

 いずれにしてもかなりの大きさなので今年の夏に成虫になる終齢幼虫のようです。 成虫になる寸前に、幹をはい登る幼虫の目はすでに黒くなっていますが、この幼虫は真っ白です。 まったく光が入らない土の中で光を制御する黒い目は必要なく、こんな色なのでしょうが、今日のように突然光にさらされて彼の目は大丈夫だったのでしょうか。 ちょっと心配になってきたので、写真を撮影してまた埋め戻しておきました。

 彼らは土の中で6年程度暮らします。 木の根が養分を運ぶ師管という管があるのですが、そこに針のような口を差し込んで栄養を得ているのです。

 寒い冬で、昆虫の姿などまったく見られない里山ですが、土の中には様々な生き物が生きているようです。

 この幼虫も今年の夏にはちゃんと成虫になってにぎやかな声で鳴いてくれるでしょうか。











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