まだ、夏の終わりですが、里山では秋の実りが始まりました。

 写真はアカメガシワ。 春の芽生えが赤いのでこの名が付きました。

 アカメガシワの仲間は熱帯性のグループですが、アカメガシワは落葉する性質を身につけたために、温帯地方の日本まで進出することができたのでしょう。

 まだ、夏の終わりですが、雌株に着いた実が弾け、中から黒い種が顔を出し始めました。この実は野鳥のエサになりますが、なかなか落ちず、食べ残されたものは秋の終わりまでこのままの姿で残ります。

 野鳥に食べられた種は糞に混じり、森のあちこちにばらまかれますが、明るい地面が太陽に焼かれて暖かくなるような場所でないと発芽しないため、森の中に落ちた種は土の中で眠りにつきます。
そして、山火事や山崩れ、倒木など、森が壊れて日当たりが良くなった時に目を覚まして成長を始め、壊れた森を修復していくのです。

 そういった意味で、森の中では大切な樹木です。

 体験棟の横に見事な実がなってるので、ゆっくり観察することができます。







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