写真中央の真っ赤な実はへしゃげたような形をしていますがちゃんとしたグミの実。

 名前をアリマグミと言います。

 有馬は有馬温泉のあるあたりのことで、中国山地に多いグミなのですが、和歌山県では「げんきの森」周辺にだけある珍しいグミで県版のレッドデータブックに掲載されています。

 乾燥した瀬戸内式気候の地域を好むので、このあたりにしかないのでしょう。
よく似たアキグミは名前のとおり秋に色づきますが、アリマグミは梅雨時に真っ赤に実ります。小さな実ですが口に入れてみるとグミ独特の渋みがなく甘さが際だちます。 私が口にしたグミの仲間では最も甘くて美味しい実です。

 絶滅危惧種の赤い実を味わうとはどこか贅沢な気もしますが、雨に濡れた緑の中に映える真っ赤な実は何とも鮮やかです。

 バリアフリートレイルから少し入ったあたりや西展望広場の手前で見られますので、ぜひ探してみて下さい。






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