里山に、ザイフリボクという樹木があります。 

 ヤマザクラが咲く頃、柔らかな白い毛に覆われた二つ折りの葉が枝先で生長を始め、その生長にあわせるように、真っ白な5枚の花びらを持った花が数輪ずつ広げ始めた葉の付け根で開きます。

 ザイフリボクとは武将が使った采配にその姿が似ていることから名付けられました。

 庭木として使う場合はシデザクラと呼び、神前で神主が扱う四手(しで)にその姿が似ていることからこの名が付きました。

 ザイフリボクは隔年に沢山の花を付け、今年は裏年ですが、それでも手づくりの森を歩くと、早春の里山に舞い降りた妖精のような清楚な白い花を見ることができます





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