木の枝に変な物がぶら下がっているのを見つけました。 これは一体なんでしょう?

 実はこれは、ウルシの仲間のヌルデという木の葉にヌルデシロアブラムシという小さな虫が集まって作った虫こぶです。 中にたくさんのアブラムシが棲みついています。 彼らはヌルデの葉に異常生長を促すホルモンを出してヌルデにこんな物を作らせるのです。

 この塊は五倍子(ごばいし・ふし)と呼ばれ、タンニンをたくさん含むため、鉄と一緒に煮ると真っ黒な染料ができます。 江戸時代にはお歯黒といって既婚女性が歯を染めるために使ったそうです。

 ヌルデは明るい里山にたくさん見られますから、散歩のときによく注意して探してみて下さい。








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