短い平成31年がやってきました。
今年も新しい出会いがたくさんあることを期待して、張り切って活動していきましょう。
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【ウルシ谷整備】 9:30~15:00
朝から雨。
今日の作業は男二人で行いました。うるし谷は段差解消のため階段づくり用の枕木を第2駐車場から運搬しました。
作業時間40分で終了です。 (山口)
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【オニグルミの実とり】 9:30~15:00
あいにくの天気の中、また寒風が吹き上がってくる体験棟裏のデッキでの作業となりましたが、雨で予定していた作業が出来なくなった方々がたくさん手伝ってくれたので助かりました。
オニグルミは秋に収穫し、洗濯ネットにいれて土の中に埋めておきます。数ヵ月後それを掘り出すと、収穫時には青々していた果肉は黒くなってはがれ、それを何度か水で洗い流すと固くて頑丈な殻が出てきます。それらを炒ると殻の割れ目にほんの少し隙間が開くのです。これを下準備として事前に済ませておきます。
作業はまずその隙間の開いたクルミに剪定鋏をあてて割ります。こうするときれいに割ることが出来ます。
次に先端のとがった金属のピックを使って中身をほじり取り出します。爪楊枝のようなものを使うと直ぐに先が折れてしまうので、金属製が適しています。
中身を取り出した殻は再びボンドでくっつけてクラフトに使用。半分に割った殻もクラフトに使用するのでそのままにしておきます。半分に割れたクルミの殻を見てみると面白い形をしていることに気が付きます。
今年は去年の3倍以上の収穫で、餅つきは2臼分はありそうです。
ヒトが食べる美味しいいクルミですが、当然動物たちにとっても美味しいいわけで、特にリスの食べたオニグルミはきれいに真二つに割れています。
YouTube(動画)でリスのくるみ割りを見てみると、何とも上手にエレガントに割って食べること。かじって穴が空いたのはネズミのようです。賢いカラはクルミを車道に置いて車にひかせて割ってもらうようです。ちなみにリスは大切なクルミを食べ物の少ない冬のために隠し貯めますが、隠し忘れ食べ忘れられたオニグルミの実は発芽成長します。そうやってリスに運ばせるオニグルミが一番エレガントな佇まいで賢いのかもしれません。
(岩田 禎子)
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【ごうら(二ホンミツバチの巣箱)回収】 9:30~12:00
冷たい雨が降り、雨が止むと今度は強い風が吹き、とても寒い中の作業でした。
倶楽部員8名でごおらの設置場所に、一輪車3台で向かいました。
ニホンミツバチに詳しい倶楽部員の方から、ニホンミツバチの生態や巣箱についての話をお聞きしていると、あっという間に到着しました。
すべてのごおらを管理棟まで運び、木が腐っているなどして使えないごおらは、分解して焼却しました。使えるごおらは引き続き使用し、足りない分は丸太を切り出して作るそうです。燃やした炭を使うときれいに丸太の中をくり抜けるようで、2月の定例活動では、その作業をする予定です。面白そうで非常に楽しみです。
現在、ニホンミツバチの住める森や木の洞が減っているそうです。ごおらを用意してニホンミツバチを増やし、受粉を通して森が豊かになり、森の恵み(はちみつ)のおすそ分けをいつかいただける日が来るといいなと思うと、胸が熱くなります。
私は久々に身体を使うことができ、気持ち良い汗をたっぷりかくことができました。作業終了後、昼食時に作っていただいた熱々の豚汁が、冷えた身体に染み渡り、たいへん美味しくいただきました。
(松浦ひ)
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【ハゼ蝋しぼり】 9:30~13:00
新しく倶楽部員になった鉄工所のSさんが作ってくれた圧搾機を使って、ハゼの蝋を絞ってみました。
森塾のメンバーと県庁自然環境室からの参加者も加わって、前日に集めておいたハゼノキの実をみんなでむしり、それをガラスの小瓶に入れてひたすら棒で搗きます。やがて、皮が粉のようになってはがれ、おなじみの狐の小判と呼ばれている種が出てきます。使うのは種ではなく粉になった皮のほうなので、ざるで漉して集めた皮を布巾で包み30分ほど蒸して圧搾機にかけました。
1升あまりの実から140gの蝋が取れました。ほんとは、その蝋を水に垂らして灰汁を抜くと白くなるそうなんですが、今回はそのまま。
後日、それを竹筒に溶かし入れてろうそくにしてみました。ちょっと灯心が細かったので炎も小さくなっちゃいました。もう少し太い灯心が必要だったようです。
ハゼの実はまだ半分残っています。また、作ってみましょう。
(岡田か)
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【風倒木処理】 13:30~15:00
雨が上がった、午後、高校生を含む若手倶楽部員8名で台風で傾いたコナラの処理に出かけました。東展望広場の手前の尾根で傾いていたコナㇻを倒したのですが、梢の部分が別のコナㇻの枝と絡まりローププーラーで引っ張っても抜けません。地際から2mほどのところで切り離して、もう一度引っ張ってみたのですがやっぱり抜けません。
細い枝しか絡んでいないように見えるのですが、意外と強いものです。 倒せないなとあきらめていると、この幹に抱き着いて登り始める女性倶楽部員も出てくる始末。それでも落ちてきませんでした。
この、地面から2mほど浮いたように見えるコナㇻは今もあの尾根に残っています。ぜひ、見学してみてください。
作業では2本のコナㇻを炭の原木サイズに切断処理して、バリアフリートレイル脇に集めて、この日の作業を終了しました。
(岡田か)
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最近、新しい倶楽部員がけっこう入ってくれるようになってきました。新しいメンバーのみなさんも古い倶楽部員と協力して、できることから始めてください。
決して無理は禁物。ボランティア作業はノルマがないのがいいところ。好きな時に始めて好きな時に辞められる作業です。これからもよろしくお願いします。
(岡田和久)
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