作業日記215   2018/10/21(sun) 晴れ  参加者:倶楽部員 40人 



  秋らしい気候になってきました。でも、今年のげんきの森の樹木たちは台風の強風で痛めつけられ、きちんと紅葉できるか少し不安です。
  今月も台風の後始末に汗を流しました。



遊歩道補修 9:45~15:00 

 ふれあいの森西側遊歩道が台風のため、遊歩道の谷側の木が根ごと倒れ、4mほどにわたって抉れ、道幅が半分になっていました。
 倒木はそのままにして、抉れた部分だけを埋める方針です。作業現場までテーラーで資材を運ぶ必要がありますが、西側入り口も山側のコナラが倒れたため、遊歩道に土が盛り上がり通行不可能になっていました。テーラーの通行を妨げていた入り口の土石は、作業日までに取り除き、現場に運びました。
 作業日、Hさんを頭に剛力?5人での作業でした。テーラー2台で1台は第2駐車場から土運び、もう1台は横木に使うクスノキを、土場から運びました。少し太い目のクスノキ4.5mは3人がかりでもテーラーに乗せるだけで一苦労でした。横木を置き、土を1車入れたところで昼になりました。
 午後は、土を1車で、補修は完成しました。倒れた木がなければ、道が崩れていたとわからないほどです。残りの時間は、倒木、枝折れ処理班が出した、炭材や薪用のコナラを炭窯まで運びました。テーラー山盛りを2車運んだところで作業終了です。
 遊歩道周辺には、まだ炭材/薪材が残っていますが、これでふれあいの森には西側から運ぶルートが確保できました。                                     (赤阪す)
 



漆谷整備】 10:00~15:00 

 漆谷での作業は5月の茶摘み以来です。
 台風21号での倒木被害処理が今日の作業内容で、午前9名、午後7名での作業でした。午前中、ナナミノキの倒木の処理。チェーンソーで伐り分けた枝を整理して積み上げていきます。チェーンソーが2台あったので伐り分けるのも手際よく進みました。
 午後の作業も倒木処理。倒木樹がエノキにかかり木になっていたので、エノキを伐って処理することに。エノキが倒れると同時にかかっていた樹が落ちてきたのでヒヤッとしました。作業前のリーダーの「終了前に怪我しやんようによ!」との注意喚起が効きました。
 休憩時には「もう何年かしたら、漆掻きができるようになって、純国産の漆が採れるようになるで・・・」とか「自生のフキを増やして蕗畑ができるで・・・」等、
夢がひろがり、楽しく作業できました。                              (赤阪な)



巣箱回収】   9:30~15:00 

 クラブ員4名での作業です。今回はノコギリに長い木の柄を付けたものと、竹竿の先に木の枝をつけた「道具」を使いました。地上から一人が竹竿の先の枝を巣箱の入り口に差し込み、巣箱を支えます。もう一人が長い柄のノコギリでシュロの紐を切ります。この方法だと木に登らずに済み、作業も簡単で、短時間で回収できました。今回回収した巣箱は19個、そのうち、巣立ちしたと考えられるのは10個でした。巣立ち率約52%でした。
 シジュウカラの巣箱での巣立ち率は64%くらいだそうですので(※1)。まあ平均的な率だといえるでしょう。

回収した巣箱の中に、たいへんめずらしいものがあったので紹介します。それは沢小屋の外側の壁に取り付けたものです。
 巣箱の中を見ると、産座がきれいに残っており、無事に巣立ったようです。この時期になると産座は多少くたびれたようになっていることが多いのですが、まるでモデルハウスのようにきれいな状態のままでした。

驚いたのは産座の状態ではなく、巣箱の屋根の上です。なんとオオルリの巣があったのです。その産座もきれいな状態で残っていました。この巣箱は、げんきの森の標準的な仕様のものではなく、小原さん作の竹筒を利用したものでした。巣箱の屋根の傾斜がゆるやかであったことが幸いでした。しかも沢小屋の庇が、巣箱を守るような位置にありました。おなじ巣箱で、シジュウカラとオオルリという違った種の鳥が繁殖したというのはたいへん珍しいことだと思います。もちろん繁殖の時期は同時ではないでしょうが、おそらくシジュウカラが巣立って巣箱が空になってから、オオルリが営巣したのでしょう。想像するだけで楽しくなります。

それともう一つ、今回の回収とは直接の関係はないのですが、誤解していたことがありましたので、報告しておきます。設置した巣箱の入り口に傷がついていたり、欠けていたり、ひどい場合には穴が大きくなってしまっていたりしたものを見かけます。これをアオゲラなどのキツツキの仕業だと考えていたのですが、ほとんどはシジュウカラの親鳥のしわざだそうです。入念に強度をチェックするため、つついたり、かんだりするからだそうです。(※2)まだまだ今回の回収で気づいたことがあるのですが、長くなりますのでこれで終わります。 (※1)(※2)は「『おしどり夫婦』ではない鳥たち」濱尾章二 岩波書店より

(渡辺義広)




風折れ木処理】  9:30~15:00 

 第2駐車場からふれあいの森に入る遊歩道入り口付近で激しく枝倒れしたコナラの処理を行いました。
 当初、木に登って折れた先だけの処理を考えたのですが、折れた枝が邪魔でなかなかうまく木に登れず、結局、先だけの処理をあきらめ、根元から切り倒すことに。フランス人のT氏をはじめ、森塾出身の倶楽部員がたくさんさんかしてくれて、僕が切り倒したコナラをてきぱきとせいりしてくれました。もちろん、たくさん枝が出ているコナラの処理は難しい部分もあるので、げんきのベテラン倶楽部員Sさんがその辺りはうまくフォローしてくれました。
 こうして、ベテランと新人倶楽部員がうまくかみ合った作業で、入り口付近のコナラと入り口に横倒しになっていたコナラ、それから、タヌキの尾までのルートの危険木をけっこう処理できました。
でも、まだまだ処理が必要な木はたくさんあります。そしてそのほとんどがコナラなのです。コナラは割と折れやすいのでしょうか。
 来月もしっかり危険ボク処理に汗を流します。                       (岡田和)



 モウソウダケの巣箱にシジュウカラとオオルリの2種類の野鳥が巣を設けるという珍しい現象が確認されました。野鳥にとっては安心して子育て来そうな魅力的な場所にかけられた巣箱だったのでしょうか。こんなのを見ると、いろいろな巣箱を作ってかけてみたくなってきます。
 10日は今年の巣箱づくり。またいろいろな巣箱を作ってみましょう。  (岡田和久)


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