作業日記192   2016/11/20(sun) 晴れ           参加者:倶楽部員 37人 






  まだまだ暖かい11月。気持ちのいい季候の中ボランティア作業に汗を流しました。


エドヒガン植栽地整備 10:00~15:00 

  今日は、エドヒガンザクラ園での間伐を7名で行いました。僕は3度目の参加でした。
  まずは最初に根来桜を二本切りました。この木は直計10㎝くらいで、後で炭にするために120cmに切り分けました。次にエドヒガン園での間引きをしました。エドヒガンザクラは不思議なことにしだれ桜になるものと普通の桜になるものがあるそうです。成長も早く、他の桜に比べて寿命も長いと聞きました。大きく成長したしだれ桜をよく成長するように、周りの普通のエドヒガンザクラを間引きました。
  切るのが難しい木はベテラン4人組に任せて、僕は岡田さんの指導のもと、簡単に切り倒せる木をチェーンソーで切らせてもらいました。大きな木を切り倒すのは爽快です。しかし、いろいろなことに気を付けないといけないと学びました。切る方向、刃の向き、足場、木の重心、切る速さ、受け口の位置の確認などなどいろいろなことに気を付けないといけないと分かりました。ベテランの人はとても簡単にやっているように見えます。でも見るのとやるのでは大違いでした。
  あっという間に昼になりました。管理棟まで戻ると、美味しい牛汁?をいただきました。
  昼からも同じ場所で桜の間引きをしました。
  今回は約十本の桜を間引きました。大きく立派なシダレザクラはとてもよく見えるようになりました。もっと太く立派な桜になってみんなを楽しませてくれることでしょう。  
      (宗 尚輝)                                                  
  



ウルシ谷整備 10:00~15:00 

 先月に続き、男性7名でウルシ谷広場に至る歩道拡張および整備を行いました。山口リーダーの配慮でこまめな休憩と森の中での雑談です。
 紅葉した落葉が雪のようにヒラヒラと舞、静寂な時が流れていきます。「なんとも贅沢な体験」でした。 今後は大勢の人に歩道を利用いただけたら良いなと思います。
 午前の作業後、山口さんがウルシ谷最奥部の「ウルシの木植栽地」を案内。種から育てた身の丈半分ほどの幼木約40本を見学。猪にかじられた木も数本あり、獣害の深刻さが知らされました。山口さんは「10年後ウルシの木から漆が採れるようにしたい。」と夢を語っておられました。その頃の秋は「ウルシの木」の真赤な紅葉で染まっていることでしょう。
 午後は歩道整備後、広場北側斜面南天植栽地の竹伐採。伐採後竹で隠れていた南天がくっきりと現れ、緑を背景に真赤な実が鮮やかです。曇り空のため午後の作業始業を12:30とし、作業終了も早めに切り上げました。                                (藤園 満郎)

午前は7人の参加、午後は二人帰りましたが新しい1名を加えて6名の作業でした。
  午前の部、ウルシ谷入り口の道幅を広げるため山側の斜面を削り取り低いところに敷き詰めました。
  午後の部、道の崩れているところに杭を打ち、横木を3本入れて、その上に斜面を削った土を入れて道幅を確保しました。また、斜面にナンテンの生えている場所にたくさんの竹が茂っていたので刈り取りました。
  今日は暖かい一日だったので、汗びっしょりで全員がんばりました。見違えるほどきれいな道とナンテンの斜面が生まれました。                              (山口 俶)

 



巣箱外し 10:00~15:00 

  午前中はクラブ員4名で、午後は3名での作業です。
  回収・点検した巣箱は33個、(3個は巣箱づくりのイベントのために回収せず点検のみ)。
そのうち巣立ちが確認できたのは6個。巣立ち率18%でした。ここ5年間ほどでの最低が37%ですから、極端に低い巣立ち率です。もう一つ今回の特徴をあげると、巣作りを始めているのに卵を産む前の産座をつくるまでに至らずに、途中放棄されたものが15個(46%)もあったことです。  この二つの現象の一番の原因は、今年のガやチョウの幼虫であるイモムシ・ケムシの発生がたいへん少なかったことにあると考えられます。つまり営巣・産卵・子育てのための時期の餌不足です。巣立ったと思われる巣箱に1羽の雛が死んで残っていました。病気や事故の可能性もありますが、餌が足りずに死んだとも考えられます。
  今回回収した巣箱を設置する際、いくつか新しい試みをしました。一つは今まで設置したことのなかった大谷川沿い、大谷新池の周辺ですが、まったくダメでした。周囲は主にヒノキの人工林で、シジュウカラなどの好む環境ではなかったのです。失敗でした。もうひとつは、オオルリ用の巣箱ですが、これも空振りに終わりました。しかし上記の大谷川沿い、池の周辺でオオルリの巣を3か所見つけました。とくに川沿いの二つは100mも離れておらず、このあたりはオオルリの繁殖地として好まれているようです。森林が成熟するとオオルリが増えると言われていますが、その現れかもしれません。
  昨年の作業日誌で指摘した「生き物の形跡」が少なかったという点ですが、今年は多様な形跡が見られました。ハチの巣や、アシナガバチの仲間が入っていたのが5か所。アリの巣が確認できたのが2か所。ヤモリが入っていたのが2か所。カタツムリ、ヤマナメクジがそれぞれ1か所。特筆すべきものとしてヒメネズミの巣があります。ねぐらや、子育ての場として木の葉を詰め込んだ巣箱が全部で5個もあり、そのうちの一つからは、1匹の親と4匹の子があわてて逃げだすのを確認できました。
  こんなふうにみてくると、巣箱を設置するということは、単に鳥の繁殖を助けるということだけでなく、森にすむいろんな生き物がねぐらや、子育ての場として利用できる「樹洞」を提供しているという側面もあるのだなと気づきました。
  ほかにも「産座」の位置(田端さんが気づきました)や、巣立ちが確認できた巣箱の設置場所の特徴や、新しいイベントとしての可能性など、報告したいことがいろいろあるのですが、この辺で終わります。(「産座の位置」については田端さんにお尋ねください)。           (渡辺義広)

 


炭出し  10:00~15:00
 
(省略)
草刈り  10:00~15:00
 
 (省略)


  今年の夏にクスノキの葉がたくさん落ちたことに気づいていた方はいたでしょうか。上海からクスベニヒラタカスミカメというクスノキの害虫が近畿地方各地に入ってきて暴れているようです。 葉に茶色のシミができるのが特徴とか。気にかけてみてください。 
     
                                                岡田和久  


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