平成27年最後の活動日。 遅い紅葉が盛りの感じもするげんきの森は、今月も近畿大学生の社会奉仕実習もあってにぎやかでした。
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【歩道補修】 9:30~14:00
今回は、炭焼き班が今年最後の歩道整備に協力してくれる事になり倶楽部員10名と近代生5名、今までに無い大人数。
2班に班分け、近大生が4~5m程の杉丸太を1~2本台車にのせて運ぶ。林内作業車では同じような丸太を7~8本崩れかけた箇所に杭を打ち順番に並べて行く。手際よく作業が進む。
今回はふれあいの森、第2駐車場からタヌキの尻尾入り口迄、目標に少し届きませんでしたが、いい出来栄え? 又近いうちにふれあいの森全体を整備出来たらいい。
公園を訪れる方にいい思い、 安心して歩ける道にしたいですね。歩道整備に協力していただいた方お疲れさま、これからも宜しく頼みます。 (青木光)
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【巣箱設置】 9:30~12:00
クラブ員4名で巣箱かけをしました。
設置の際、気をつけたのは、まず天敵のカラスとヘビが近づきにくい場所、巣箱と巣箱の間隔、巣箱の安定、前方が開けていることなどを考慮して場所を選んでいきました。
今回は、今までにかけたことのない場所をかなり多く選びました。たとえば、プレーパークの尾根を南に下り、遊歩道を横切った所、「タヌキの尾」、「炭焼き小屋」周辺、大谷新池の周辺、大谷川沿い、「中林庭園」などです。新しい場所が多かったので、選定に時間がかかりました。もうひとつの試みは、オオルリ用の巣箱を一つ設置しました。場所の選定は、オオルリの巣をたくさん見つけている田端さんにお願いしました。
シジュウカラに代わって精一杯いい場所を選びましたが、最後はシジュウカラの雌が気に入ってくれるかどうかにかかっています。冬の間に雄は何か所か候補の場所を選んでおきます。1月頃からカップルの相手を求める雄のさえずりが始まります。相手が決まると、雄は選んでおいた候補地に雌を案内します。そこで営巣するかどうかは雌が決定します。
今日わたしたちが選んだ場所が、まず雄の目に留まりますように、そして雌が気に入りますように。 (渡辺義)
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【竹林整備】 9:30~15:00
ぽかぽか陽気の今日は、主に先月に続いて竹林入り口の駐車スペースづくりに5人で取り組みました。竹はきれいに除伐してあり、土を取りのけるだけなのですが、ドッコイそうは問屋が卸してはくれません。ほとんど根節との闘いでした。なんとか傾斜を掘り下げて車を停められるかなというくらいまで傾斜を緩くして今日の作業を終わりました。お疲れさまでした。
なお、その場所の側溝の蓋をY氏、N氏が活動日以外に来て完成させ、雰囲気に合わせた塗装できれいに仕上げてくれました。 (松下喜)
竹林整備に参集した倶楽部員は5人。少人数だったが、先月に続き駐車スペースづくりをする。側溝の蓋のできばえも良く、これで、他人様の庭を借りることもなく、来年から本来の森づくりにはげむことができる。
昨年6月に苦労して完成させたトンボ池に水が全くない。Yさんによると、根来山の下にトンネルができてからだという。活動日にのみ竹林に入る私にはわからないが、よく草刈りに来てくれるYさんならではの言葉だ (三木)
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【里山整備】 9:30~15:00
年内最後の定例会、肌寒い中作業スタート。午前中は男性6名、女性2名でアジサイ公園近くのヤマモモの伐採に向かいました。大きく成長したヤマモモは周囲に枝を伸ばして陰を作りコナラや桜の成長を妨げているため、除伐の対象になったようです。
まず作業スペースを確保するために邪魔な木も伐採します。ヒサカキやネジキは炭に適しているという事で管理棟まで持ち帰ることにしました。
倒木する際は残したい木を傷つけないようにと方向を検討し、いよいよ伐採開始。
別の機会にチェーンソーの使用方法を指導いただいたのですが、実際の作業現場に立つと手順や方法を間違えてしまい、作業の進行が遅れ皆さんに迷惑をかけてしまいました。また、同じ事を繰り返し間違えてしまう私にクラブ員の皆さんは親切にご指導いただきました。木を伐採するという単純な作業に思える内容も、しっかりと状況判断し手順を踏んで作業を行わないと大事故につながるという事を感じました。
お昼からもバリアフリートレイル沿いの株立ちになっているヤマモモを男性5名と女性3名で伐採作業にあたりました。
昼からは二の腕がだるく鉈や鋸を引くのも腕がパンパンでしたが、先輩方は黙々と作業を進めてられるので遅れをとらないよう必死で頑張りました。
倒されたヤマモモは無残な姿になっていましたが、見晴らしが良くなり、伐採された跡地には日が差し込むようになっていました。作業に参加していただいたクラブ員の皆さんお疲れ様でした。私は二日後にくる筋肉痛に備えてゆっくり風呂に浸かってマッサージします。
(辻田)
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【ロゴソール】 9:30~15:00
「ロゴソール」はチェーンソーを使う製材機の商品名です。私たちは製材作業をロゴソールと呼んでいます。これに使用するチェーンソーはバーの長さが70cmで縦引き刃を着けています。エンジンは90ccで自動二輪車並です。以上、前に新人のHさんに訊ねられましたので。
さて、今月は長さ3〜4mの少し細長いヒノキが相手でした。倶楽部員7名、近大の社会奉仕実習の学生さん4名で作業を始めました。池の近くに置いている丸太にロープを掛けて転がし、背板のレールで手前に置いている丸太を乗り越えロゴソールのデッキに乗せるまでが大仕事です。
丸太のまま台に乗せて製材すると、チェーンソーの振動で丸太が動き,板の面が捩れてしまいます。台に乗る部分を小さいチェーンソーで平らに削っておくと動かないように出来ます。この方式で仕上がり5cmの厚板を作りました。バリアーフリートレイルのフェンス用材料と作業場の根太用材が目的です。丸太が長いと一回切るだけで結構時間がかかり、3本処理したところで終了となりました。この間、先月製材したヒノキ板を屋根のあるところまで運んだり、遊歩道のベンチの入れ替えをしたりと、全体としては沢山の仕事ができました。
最初、学生さん4名には製材した板に残っている皮むきをお願いしました。途中から先月出来ていた厚板を使って遊歩道のベンチの作り直しにも行ってもらいました。当日、力仕事がまだ出来ない親方が彼等の指揮をしていました。
蛇足ですが、先々月挽いたクスノキの板は阪南市の木彫倶楽部にお譲りしました。まだまだ欲しいとのことでしたので、メンバーの皆様よろしくお願いします。
(赤阪す)
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先日の観察会でげんきの森を歩いて驚きました。いきなり、クサイチゴの白い花とヤマウグイスカグラの紅色の花が目に飛び込んできたのです。むくのき原の上ではコバノミツバツツジが咲き始めていました。炭焼き小屋の傍では紅白のウメが5分咲きでした。今年の冬の暖かさはこうした植物たちを春だと勘違いさせるほどの暖かさなのでしょう。ちょっと驚きです。 岡田和久
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