作業日記111        2010/ 1/17(sun) 晴れ           参加者:(倶楽部員) 44名 





 今年最初の作業日は良い天気に恵まれ、参加した倶楽部員のみなさんもそれぞれの作業で気持ちよさそうな汗を流しました。 今年は昨年までの間伐作業で運び出した丸太を加工して、いろいろな物を作る作業が中心になります。

この日もたくさん皮をむいて製材できました。



【ロゴソール作業】 9:30〜15:00

 本日の作業は、土場に積み上げた間伐材の皮むきとロゴソールによる製材でした。

 製材の前に皮むきをしておかないと、表面についている土や小石でチェーンソーの刃がすぐ切れなくなるのだそうです。

 製材の方には、若手が廻ってくれ今後に期待が持てます。目立てをきっちりし(尤も最初に刃の角度を間違い、うまく修正できたかは疑問です)、前回の反省点も踏まえ、今回こそはうまく製材出来ると始めました。午前午後と何本かの丸太で板と柱、注文の12ミリ檜板を引きました。やっぱり難しいもので、相変わらず次第に刃が上の方に逃げていき厚みが変わっていきます。それが一定しないので、板の断面が台形になる、柱は四角錐のようになるで、さんざんでした。「まあ、少々ゆがんでいるのも手作りの味の内」と慰め合って終了しました。

 板も積み上がり、工作物にする作業も必要になってきました。              (赤阪す)




【竹藪整備】 9:40〜15:00

 竹類は世界中で約1200種あると言われている。このうち日本では120種くらいで、根来山では私の知る限り「マダケ」「ホテイチク」「ネザサ」「オカメザサ」「メダケ」「クロチク」の6種のみ、また竹類には温帯性の「ばら立ち型(散生型)」の竹、マダケ属の「マダケ」「ハチク」と、熱帯性の「株立ち型(叢生型)」の竹、ホウライチク属の「ホウライチク」「ホウオウチク」がある。

 本年はいよいよ竹の植栽に移りたいと思い、集まったのは10名。間仕切り板が30pと1.2mあるので、1区画2.4m四角として通路は2.0m、区画と区画の間は1.0mで、茶畑と山椒畑とトンボ池の間と、その上の平地に竹の杭を挿して区画を示し、区画内の竹の根を掘り起こし午前中の作業は終わり。

 午後は、午前中Sさんが草刈り機で倒してくれた斜面の竹の整理をして早めに切り上げ、10名で緑花センターにある連軸型の「ホウオウチク」を貰いに行く。ところが単軸型の「マダケ」の様なわけにいかず、掘り取りに苦労し上手くいかないので、この掘り取りは2月の活動日にする事にして、竹の本に書いてあった「挿し木」をするための竹を3本戴いた。これを毎月12月まで繰り返せば成功か不成功か解ると考えている。切った竹は管理棟の東の「昆虫ホテル」の横に植え、根が出る事を祈るのみ。

 結局のところ、本日したいと思っていた「オカメザサ」と「ネザサ」の植栽は出来なかったが、これは2月の活動日にすることにする。    (三木)




【炭出し】 9:30〜15:00

 朝少し冷え込みましたが気持ちの良い晴天になり、いつもの通りみんなで楽しく作業をしました。

 2010年最初の活動日、炭焼き関係の作業として今月9〜10日に焼いた炭を取り出し、炭材の詰め込みを行ないました。材が樫でもあるが、今回もなかなか良い炭が出てきました。炭焼きもかなり経験を積んで、年季が入ってきたと言えるかも知れません。

 ただ、新年10日に窯を最終密閉するときあちこちからの煙の噴き出しが去年より多いと感じたのと、内圧がかかってほんの少し煙が出ている個所でも、塞ぐために彫り込んでいくと以外に奥深くひび割れが来ているのが気になりました。炭の搬出は焚口の内壁と外壁を開けて行いますが、じっくりと焚口付近窯の状態を観察すると全体に“かなり老朽化”が進んでいる感じを受けました。
炭焼きのベテランの話では、やはり5年位経てばどんな窯でもそうとう傷んで来るとのことでした。

 窯のそれはそれとして、今日もいつもの通りみんなで和気藹々と楽しく“炭”で遊んで、昼は沢小屋シェフの作った“ぜんざい”と管理棟から運ばれてきた“豚汁”で昼食、午後は次回の炭焼き用に炭材を詰めて焚口を粘土で固めて終了しました。

 参加者の皆様ご苦労さまでした。今年もみんなで元気に頑張りましょう〜〜     (上野登)




【歩道整備】 9:30〜15:00

 今日の作業予定は、歩道の修理と石垣積みです。丸太と杭を倉庫から、石垣用の石は第二駐車場から作業トラックで運びました。

 砦に続く歩道の丸太を、新しい物に取り替える作業に昼までかかり、昼食後は石垣積みの作業に入り2時間程掛けて積み重ねが終了しました。

 歩道修理は無事完成しました。これで足元も安心です。最後にロープで石垣を囲み、「立ち入り禁止」の札を掛けて作業終了。参加者(6名)の方、お疲れ様でした。   (佐藤)

  <なお、この後、竹細工の師匠が手頃なマダケを採ってきてくれて立ち入り禁止のロープを張った   エリアに粋な竹の柵を作ってくれ、落ち着いた雰囲気のエリアになつつあります。>




【枝打ち】 9:30〜16:00

 「冬眠る」季節の中、残念ながらMちゃんがお休みの為、Sさんと二人きりの作業となりました。

 ツリークライミング、登降機、ぶり縄を駆使し、あらゆる木に対応出来る事と、より安全性を高める目的で先日は和歌山県で唯一「ファシリテーター」の資格を持つツリークライマーSさん、そして今日は「枝打ちマエストロ」への道、一直線のSさんにツリークライミングの手解きを受けました。ロープワーク(ロープの結び方やその実践方法)を使った木登り技術、ロープを木の枝にかける方法、ロープの結び方、登り方、下り方などを教わったのですが、これがなかなか手強く、特にロープの結び方は実にややこしいんです。「あぁ〜わからん!」、「う〜ん、どうやったっけ?」、「もう一回やってェ!」とこの繰り返しで内心「大丈夫かいな〜・・・」と思いつつ、いよいよ登っていくわけですが、風もないのに「ぶ〜らっ、ぶらっ」と揺れたり、「く〜るっ、くるっ」と回ったりでもうすっかり「みの虫」状態となり、手も足も出せません。本日の結果、「要、自主トレ!」

 ツリークライミングの最大の特徴は登降機やぶり縄と違い、身体を宙に浮かせて木に登るということです。この点が何んともソソられる所ですねぇ。アメリカ式の木登り術もなかなかヤルもんです。木に登る事はとても楽しいことです。樹上では視界が大きく開け、地上では味わう事の出来ない開放感、満足感があります。五感を目いっぱいはたらかす枝打ち、お互い樹上10m以上の高所での会話はとても愉快。枝の切り口が「ミシっ、ミシっ」と音をたて「ドッサー!」と落ちてゆく音はすごく痛快。一気に陽が差し込み辺りが「パぁー!」と明るくなる、なんとも爽快。枝打ちを終えた木を見上げて実に快感。この様な醍醐味が味わえるのは非日常的なコトだからなのでしょうネ。ここに浪漫があるのかも!?

 午後からは1本のヒノキに2時間以上も費やしてしまいました。落とした枝の数、76本。腕よりも太い枝もあり、僕のアドレナリンもすっかり涸れてしまいヘロヘロとなりました。が何んとも清々しくココロ、カラダリセットOK!。まだまだ「枝打ち」というより「枝落とし」っというレベルですが「ゆっくり」、「じっくり」、「おっとり」と取り組んでいけたらと思います。 みなさま、お疲れ様でした。  (林)




 寒い冬ですが、和歌山県林業研究グループ連絡協議会が主催するツリークライミング体験が2回開催されました。葉を落とした大木のコナラにぶら下がって参加者のみなさんも楽しそうでした。

 僕も久しぶりにロープにぶら下がり、樹上の人となったのですが、大きな木に寄り添う心地よさをたっぷり味わいました。                    岡田和久






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