写真のように標本にすると途中で途切れてしまいますが、止まっている姿を見ると丁度ハネに3本の白い線を引いたような模様なので「みすじちょう」の名があります。 和歌山県にはミスジチョウとこのコミスジの2種類のミスジチョウ類が生息しています。 ミスジチョウは山地の渓谷のモミジの葉を幼虫が食べるので根来のような里山では見ることができませんが、コミスジはフジ、クズ等のまめ科植物を幼虫が好んで食べるので、根来のような里山でもごく普通に見ることができます。