里山に自生し強いニオイの薄き色の花を初夏に咲かせるツル植物・スイカズラを幼虫が食べます。 同じスイカズラを幼虫の食餌植物とし、とても姿の似たアサマイチモンジというチョウがいて、根来山にも混生していますが、よく交雑しないものだといつも不思議に思います。 人間の目には「よく似て」見えている両者も、彼らの目からみれば、全然違う「顔」をしているのでしょう。 白い花が大好きで、幼虫の食餌のスイカズラはもちろん、同じ時期に里山に咲くウツギ、マルバウツギ、カマツカ、マルバノアオダモ等の花にもよく集まります。